番外編 自費出版奮闘記 ラウンド1 およびそのず~っと前から 4/26(土)

番外編 自費出版奮闘記 ラウンド1 およびそのず~っと前から 4/26(土)

 
                フィオレッタの優しい花たち

                                作り方付き
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 本を出したい、、そう思い始めたのはいつ頃か、、約10年ほど前に一度、この”本を出したいウエーヴ”とでも呼ぶべきものが、ドッパ~ン、ザッブ~ンと襲いかかってきまして、その時にもあれやこれやと手を打ちあがいたのですが、、たとえば、、

 ヴォーグ社宛に出版依頼の手紙を出した、、返事無し、,当たり前だ,それでも,諦めきれずに電話をかけた,,編集の男性が眠たそうな声で、’そのうち返事を出すんじゃないんですかあ、、’ ー んで、それっきり、、
 以後わたしはかたくなにヴォーグ社の本は買わないでおります、

 当時お世話になっていた雑貨屋さんのご主人が某人気ファッション雑誌の編集者をご存知だとのことで、ご紹介いただきました、、心うきうき、わくわく、どきどき、、してたのはわたしだけで、お会いしてみるもなんら進展無し、、 そんなもんかも、、

 友人の友人のそのまた友人がちょっと名の知れた(かどうかわかりませんが、とにかく方々で活躍中だという)女性スタイリストさんを知っている,一度話を聞いてみたらいいんじゃない? そりゃあ願っても無い、、と大喜び、フィオレッタのお花の雰囲気がわかっていただけるところ、というのでまたもやお世話になっていたショップで待ち合わせ、ぐるーっと店内見渡して、、う~~ん、、この感じねえ、、その後に続いた質問が’本出したら何部売れると思いますか?’、、わかりません、、 その後追い打ちをかけるように、’たとえば、、このページ(と雑誌のきれいな一ページをさして)一ページ作るのにいくらかかってると思いますか?’、、わかりません、、 なんだか自分がとんでもないまぬけのような気がしたもんです、、その後はその方の自慢話のようなものが続き、最後に一言’私だって、本、出したいですよ、出せるもんなら、、’ なるほど、、そっかー

 それからの10年ちょっと、思えばいろいろありました、、フィオレッタのショップをオープンしたし、英語の教室もしばらくは同時進行でやってたし、、その合間を縫っていそいそとしなくてもいいこと山のようにしておったしね(もちろん今でもやってるし)、そんなこんなで本のほの字も頭に無く、、それが今に至ってウェーヴ第二弾がやってきたってわけです



 さて、ここからが本戦です、ここまではまだゴングが鳴る前、練習中、調整中、ってとこでしょうか、、
しかしその練習中に受けたパンチがけっこう効いてまして、とっても臆病になって、気弱になって、悲観的になって、、、といろいろ表現はあるもんですが、、とにかく自信が無いわけです、、いやいや自分の花や感性にではなく、出版社が相手にしてくれるかということに関して、もう最初からダメだろう、、という確信にも似たものを抱いていたわけです。 

 そんな中、フィオレッタの花をとても気に入ってくださってる方で出版社にお知り合いがたくさんいらっしゃる、というこれまた願っても無い方が文化出版の編集の方をご紹介くださったのです、 今回はもう以前のように舞い上がることも無く冷静に落ち着いて成り行きを見守る、、って人ごとのようですが、、きっと無理だろう、という予感もあり、まあ、結局またしても結果は同じで予感的中、、、最低でも1万部は刷って売らなくては採算がとれませんので、、そっかー、、そーだろうなあ、、と納得、 何の進展もないままに終わったのですが、わざわざショップに足を運んでくださって、それだけでも嬉しかった、ありがとう、 とっても感じの良い上品な方で、さすがは文化出版局! 本作りに真摯に取り組む姿勢などなかなかのものでした、    それにしても、、どないしたらええのん、、? ほんだしたいにゃけど、、、、

 それから次に考えたのは そう、”自費出版”!!  つまり自分で出版にかかるすべての費用を負担して本を出版するというスタイル、 これならこっちは言わば’お客さん’なわけです。 それからといいうものネットで
自費出版のサイトをあちこち探しまくる日々が続き、たどり着いたのが ’幻冬舎ルネッサンス’という自費出版専門の出版社、自費出版セミナーと出版相談会が催されているというので、さっそく予約申し込みをして出かけました、、とは言うものの、、やはり練習中のパンチがボディーブローのように効いておりまして、行く前から醒めた気分、がっかり覚悟、というかダメもと当たり前気分、というか、、なにしろ何の期待もせず出向いたのですが、、、

 実際に行ってみてびっくり! 自社ビルは新しくてとってもきれい! こんなすてきな自社ビルがあるんだ、、
広い会議室のようなところで社長が自費出版の今、について40分ほどのレクチャーをなさって、、もちろん社の歴史や営業方針などなど細かい点も漏らさず含まれておりまして、予想をはるかに上回る満足感を抱いて終わりとなりました、 わけてもすごいと思ったのはその本作りに対する情熱、おりしも新風舎が倒産したばかりだったのでよけいに力が入ったのかもしれません、、とにかくすてきな本をしっかりと作り込んで、もちろん書店で販売もするし宣伝もする、それだけの価値のある本を作る、という意気込みがすばらしいのです!もう、ひしひしと伝わってきました 

 セミナーの後は実際に出版を希望する参加者一人一人に担当の編集者が付いてくださって、小さめの会議室で
個別にゆっくり相談に乗ってくださいました、 こんなにきちんと話を聞いてもらえるなんて、、正直びっくり、、でもこっちはお客さんだし、当たり前っちゃ当たり前か、、作りたい本の雰囲気、仕様、コンセプト、それからそれへと話は弾み、、これまた女性の編集者さん、とっても感じの良い方で、話に無駄が無く要点を押さえていて,こちらの話を良く聞いて即座に理解して的確な応答が帰ってくる、それに適度なユーモアがあって明るい雰囲気、、この人と仕事をするとうまく行くだろうなあ、、幻冬舎ルネッサンスで出版したらきっとすてきな本ができるぞ、、もうほぼその気になっておりました、、そして,,最後に、、それで一番重要な,,費用、なんですが、、制作費、印刷代、色校正、カメラマン、スタイリスト、デザイナー、にかかる費用、販売手数料、在庫管理費、、その他、もろもろ合わせて、、そうですね、、300万円台、、それも後半でしょうね、、一ページ一ページ写真と文章とレイアウトしながら作り込んで行くことになるでしょうし、、400万以内に収まるか、、ってとこでしょうか、、これを聞いたときのわたしのショック、、目の前でシャッターがガラガラと大きな音を立てて降りたのでした

 そのシャッターのガラガラガッシャーンがあまりにも強烈だったため、私の頭の中のほとんどすべての思考回路が停止してしまった感がありまして、、とぼとぼと、、うなだれて、、敗北感だけを道連れに帰途に付きました、、それから、、です、、その次に考えたことは、、ネット上で本を作る! うん、これは良い考えだ! でも、、なんか、物足りない、、写真なんか、、絶対迫力ないし、、やっぱり本は本だ、、そこで一旦停止、、

 後になって、そのシャッターの余震が消えようとしてるころ、、って二日ばかり後ですが、、疑問が湧いてきました、、出版部数は 1150部、 また中途半端な数ですねえ、、ええ、100部は著者様への献本、献本って??
差し上げるっていうことです、、50部は見本として書店なんかに配るそう、、そして、1000部が一般販売用、
つまり流通経路に乗せる、ということです、、100冊がわたしのものになる、、そうか、、それで、一般販売用にまわった1000冊、まさか全部売れるわけない、、でも売れたら、著者であるわたしにはどれだけバックしてもらえるのでしょう,,印税が入ります、一冊の定価の8%(初版)再版からは10%、、、定価は著者が決められるのでしょうか、、いいえ、やはり類似本とのバランスがありますから、、そりゃもっともだ、、とすると1000冊売れたとしても,,定価1800-1900円ぐらいだとして印税は15万ちょっと、、、自費出版の場合、印税収入は期待なさらない方が良いかと思います、、とここまでは相談会の時に聞いたのです、 それで、疑問っていうのは、本の所有権と販売権についての確認、、だったのです、、だって、、100冊だけもらえる、、ってことは後はもらえないってこと?

 で、電話してお尋ねしました、  売れなかった場合ですね、ほとんど現実的に考えて500部も売れればいいほうだと思うのですが、、自費出版ってそんなもんらしいんで、、残った500部は返してもらえるんですか? いいえ、定価の7掛けで買い取っていただきます、、この一言で私は血の気が引いて行くのを感じ始めました、、自分ですべての費用を持ったにもかかわらず出来た本の所有権は自分には無い!! おまけに販売権も無い!!! 差し上げた100冊に関してはこっそり売っていただいてけっこうですが、ホームページ上で売ったりしてはいけません、、、えーっ それじゃあ、、じゃあ、、もし500冊残っててわたしが7掛けで買い取らなかったら、、その本はどうなるんですか、、何年かはキープしますが、その後断裁となります,断裁って? シュレッダーにかけて処分します、、、速い話がゴミとして処分する、、ひょっとしてその処分費も、、??なんて恐ろしくてせつなくてとても聞く気にはなれませんでしたが、、

 どうしても納得がいきませんねえ、、会う人ごとにこの話をすると、うん、本ってそういうもんじゃないの、、そりゃあ絶対ヘンだよ、、などなど反応はその人の立場や関心度によってまちまち、、わたしは絶対ヘンだと思う、、ブツ、ブツ、ブツ、ブツ、、

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